2025年6月30日月曜日

少し距離を伸ばして滝畑ダムまで

あ”っという間に梅雨が明けてしまいまして、猛烈に暑い季節がやってきました。そういう中で「ま、頑張って行ってみましょかね」ということで滝畑ダムを目指してみることにしました。

行きも帰りも大和川CR・石川CLを繋ぐ「砂漠コース」を辿るのは明白なので、荷物積載方法を変更してダブルボトルにしての挑戦w

リーチを変更した最初のサイクリングなので様子を見つつのんびりと…という感じでしたが、ポジション的にはだいぶ楽になりました。それでも、しばらく乗ってると少ししんどくなってきて…。途中で撮影した写真を見て「ハンドル、前下がりになっとるや〜ん」と気づいて、慌てて角度を修正しクランプのボルトを締め直しました。(しっかり締めてたつもりでしたのに…)

滝畑ダムからの折返し、ダム湖畔を過ぎて石川沿いへ下っていく部分でなんとなく恐怖を感じて大きくスピードを緩めました。速度でいうと50km/hほどしか出ていませんが、ホイールが柔い感じがして咄嗟に「これは危ない!」とSWが入りました。

帰宅してから手でスポークのテンションをみてみましたが、ちょっと張りが弱い感じかな。下りを激走するようなバイクではないので、もっと大人しく乗らないとダメなのかもしれません。

タイヤに関してはちょっと予想と違ってて、今回Zaffiroの25Cで走りましたが以前のグランボワ23Cの方が乗り心地が柔らかい感じがしました。タイヤも違うしチューブも違うのでタイヤだけの差ではないのかもしれません。

っということで、ライポジ的には「これでOKでしょ」という感じになりましたし、これからバンバン走りたいと思います。

とは言え、暑いっすね。危険が危ないぐらい暑い…


2025年6月25日水曜日

細身リムに新ETRTOタイヤを嵌めてみた

前の記事にも少し書いておりますが、内幅13mmという今ドキでは珍しい部類の細身リムに、今ドキはごく普通の新ETRTO規格準拠のタイヤを嵌めてみたらどうなるか、というのに少し興味があって、実際にやってみました。

元はPanaracer OEMのグランボワの23Cタイヤで、実測タイヤ幅は21mmでしたが、これを、前のOPERAに装着していたVittoria Zaffiro 25Cに入れ替えてみました。

結果は、実測タイヤ幅は22.5mm前後という感じでした。リム内幅17mmを前提にしたZaffiro 25Cで、リム内幅が4mm狭いと2mmほどタイヤ幅が狭くなる、ということで、まぁ一般的に言われている通りの状態ですかね。

21mm幅が22mm幅になっただけ、ということで、見た目も何もかも「なぁ〜んも変わらん」です。

あと、少し心配していたホイールを外す際のブレーキシューとタイヤの干渉ですが、少し摺れるものの脱着は可能でした。ブレーキキャリパー本体のアウター調整ボルトを上手く使えばこの干渉は避けれる程度です。

今回のこの実験の意味(意義)としては、この先も庶民派価格のZaffiroを安心して使えるね、ということが分かって安堵した、という点です。

グランボワの23Cタイヤは、OPERAの方に付けてみました。ホイールはWH-RS500でリム内幅15mmなのでリムもタイヤも旧ETRTO仕様。で、組み上がった状態でタイヤはきっちり23mm幅になりました。


2025年6月24日火曜日

SCAPINセルフフィッティング・最終段階

細かなフレームジオメトリを知らないまま手にしたSCAPINですが、乗りながら少しずつ調整して様子を見ながら…を繰り返してきましたが、「もう、これで終わりかな」という状態になりました。

最後の1手はリーチです。

前のOPERAと比べてブレーキブラケットが少し遠くなっていました。その為、サイクリング後の身体の疲れが前と違ってて…上半身が妙に疲れるのと肩・首が疲れました。

ということで、遠いハンドル位置を少し手前にもってくるのが最後に残った課題でしたが、ステムを80mmから70mm(NITTO NP-70)に変更して対処しました。

サドルを前にずらすと膝の位置が前寄りになりすぎてダメ、エルゴレバー取り付け位置を上にずらしてハンドル角度を前下がりにして…も試してみましたがブラケットを持つ手が痛くなってダメ。

クランプ径26mmのハンドルバーでショートリーチ・ショートドロップを探してみましたが、具合の良いものは全く見当たりませんでした。今取り付けてるハンドルバーはNITTO M106で78mmリーチですが、これよりショートリーチなものは見つけられませんでした。そもそもクランプ径26mmのハンドルバーの選択肢が少ないので、どうにもなりません。

というようなことから「もうステム突き出し量を短くするしか方法がない」ということで先述の70mmステムに変更した、ということです。

この変更で、およそ前のOPERA車とほぼ同じリーチになり、大怪我で上半身が10cmも短くなってしまった自分の身体になんとか合わせることができました。

ステム上部にQUAD LOCKのスマホホルダを付けてますが、突き出し70mmステムでギリギリですね。

2025年6月11日水曜日

カンパブレーキキャリパーとタイヤ幅

カンパ・アテナのブレーキキャリパーですがご覧の通りで、シマノ製のようなレバー式のケーブルアジャスタが付いていません。

なので、ブレーキシュー間のサイズまでのタイヤ幅なら問題無いですが、それを超える幅のタイヤでは、パンク修理時などでいちいちエアーを抜かないとホイールが外せません。

使用中のリムはグランボワのアベイユでリム外幅が19mm・内幅が13mmという細身のもの。現用中のタイヤは(おそらく旧ETRTO準拠と思いますが)Panaracer OEMの23Cで実測21mm幅。リムとシューとの隙間サイズからは25Cタイヤならエアを抜いたりせずにホイールを外せそうですが、それ以上のサイズだと面倒なことになりそうです。

リム側の仕様としてはタイヤサイズは「23C〜26C」となっており、実測タイヤ幅21mm〜24mmが許容範囲なのだろうと思います。今ドキの新ETRTO準拠のタイヤを嵌めると28Cでは25〜26mm幅ぐらいになると思いますが、先にも書いた通りホイール脱着で面倒なことになりそうです。それ以外にも、細いリムに太いタイヤを嵌めてある程度の高圧で乗るとリムが破損(割れる)しちゃうかもしれません…。

ということで、前記事にも書いた通り、このホイールには25Cタイヤが最も問題の少ない(=心配の少ない)サイズのような気がします。旧ETRTOで25C、新ETRTOで26Cぐらい、でしょうか。

太めタイヤが流行の時代ですが、クラシカルなバイクに乗る者としては細身で生きていくしかないですかね。


2025年6月7日土曜日

仕様を無視して12T−32Tへ

Campagnolo AtheneのショートケージRDの仕様を無視して?、現状入手可能だったCentaur 12T-32Tスプロケットを導入しました。

左の絵は左上アウター・トップ、右上アウター・ロー、左下インナー・トップ、右下インナー・ロー各ギアでの後ディレーラーの状態です。

アウター・トップは見ての通り全く問題無し。

アウター・ローではプーリーケージがかなり横倒しになってますが、実際にはもう少し横になる余裕があるので「まだ大丈夫」ということで、こちらも問題無しと判断。

インナー・トップは、ショートケージではチェーンの弛みを取りきれません。ガイドプーリー近くでチェーンとケージが摺れるスレスレのところ。チェーン長を詰めれば解決できると思いますが他で問題が出ます。まぁ、こんなギアを使って走ることは無いので、軽く無視することにしました。実走行での注意点としては「気をつける」ぐらいw

インナー・ローは、写真ではローギアとガイドプーリーの距離が詰まってますが、シマノ風に言うところのエンドアジャストボルトで調整し問題無い程度に隙間を確保しておきました。調整後もトップギア付近の変速で問題が起こらないことは確認済み。

自分の実力からは「ロー側27Tでは足りないよ〜」という点をCentaurのスプロケを使うことで対処できました。後ディレーラーが心配でしたが、調整して対応できる範囲で助かりました。永年の使用でどう劣化するか分かりませんが、その時に考えたいと思います。

っということで、スプロケ変更後の試走を兼ねて行きなれたコースを試走してきました。

特に問題になるようなケースも無く、安心して使える状態なのを確認できました。スプロケット変更に加えてホイール回転バランス調整なども行ってその効果も確認できました。

少しきつい下りでフロントブレーキの鳴きが発生したので、シューの角度とか少し点検しないとダメかもしれません。ま、細かいことはこれからぼちぼちと対応していきます。

タイヤに関して、現状はグランボワの700x23Cを嵌めて実測21mmという細身のタイヤが装着されおり、6.7barで乗ってます。次に交換する時は25Cに拡幅したいと思っています。新ETRTOの25Cを嵌めて実測何mmになるのか…。23mmぐらいかと思いますが、細身クラシカルなシルエットでも実測23mm幅程度なら問題無いでしょ。

【閑話休題】

言えば「まだぜんぜん乗ってない」状態ですが、クロモリフレーム車、身体の疲れが少ないような気がする。「どうせ古いタイプのバイクやし」とか「気合こめてガシガシ漕ぐようなバイクとちゃうし」みたいな思いが自然と身体をリラックスさせてくれるのかも…。

アルミフレームのOPERAと比べて車重はどれぐらい変わったんやろか…。バイク自体の重量にはあんまし興味がない(=拘りがない)ので、ぜんぜん実測してへん…。

2025年6月1日日曜日

クロモリフレームのロードバイクへ

SCAPINのEleanorというフレームにCampagnolo Athenaをメインに組み合わせたクラシカルなバイクが手元にやってきました。

TOEIランドナーに乗って以来、何十年ぶりのクロモリフレームです。見てるだけでちょっと緊張してきます(なんでやねん)。

先にも書いた通りコンポーネントはCampagnolo Athenaの11速で、ヘッドセットと前後HubはRecordのものが使われています。リムはGrand Boisオリジナルの細身のもの(リム内幅が13mm)。タイヤはPanaracer OEMのGrand Bois品、700x23C。

Campagnoloコンポーネントに触れるのは初めてで、エルゴパワーももちろん初めて。シマノのSTIに慣れきった手ではエルゴパワーを操作するのに「ちょっと考える」間が必要ですw。

今日、少しだけ通い慣れたコースを走ってきました。

「CrMoフレームは振動吸収性が」とかよく言われますが、路面振動は普通に伝わってきます。ただ、少し大きめの衝撃はフレーム/フォークで緩和してくれるみたい。そんな感じがします。

人生で手にする最後の1台になるかもしれない、SCAPINロードバイク。大切に乗りましょ…