2024年3月31日日曜日

Brompton常用化に向けて・その1

まず最初にやったのはグリップの換装。前のSTRIDAで使ってたものを転用しました。Bromptonオリジナルのグリップより10mmほど短いのですが、握り部分は問題無し。ブレーキレバー位置は変更せずオリジナルのまま。ワイヤー長に影響したらイヤなので。

2つめは、フロントバッグリリースレバー用の自作ストラップw装着。「自作」なんて偉そうなものでもなく、要するにオレンジ色の紐を通して結んだだけ。これでも十分役に立ちます。

3つめは、どうしようか少し悩んだんですが「念の為」に付けておくことにしたRixen&Kaulのミニアダプター。写真ではボトルを付けてますけど、普段は何も付けないつもり。サイクリング等に行く時はボトルを装着して、ストレージが必要な時にRixen&KaulのCompactバッグ(AM813)を装着しようかなと。でも、そういうのが必要になるのは「まだだいぶ先やな〜」という感じです。

Bear Grylls付属のポーチの中に工具やパンク修理資材と輪行袋を入れて携行しようかとか思案中です。このポーチの装着場所も悩ましいところ。ステムが良いかサドルが良いか。

あらためて実車をじっくり見てみますと、オリジナルの完成度の高さを思い知ります。余計なモノを付ける余地がほとんど無い。元から付いてるモノも必要十分且つ機能的で、壊れない限りパーツ交換する必要すらない。

こういう素材を自分用に一層実用的にするには、何をどうすればよいかをよく考えないとダメですね。

ブレーキやシフトのアウターワイヤーがフレーム/フォークに擦れる箇所があって、その箇所のフレーム塗装保護をどうしようかと考えてます。「何もしない」もアリなんですが、何かできひんかな、と。

2024年3月30日土曜日

と・つ・ぜ・ん Brompton

何の前触れも脈略もなく。

突然、手元にやってきた名車Brompton。の2023年スペシャルモデル Bear Grylls。

ヘッドセットはTANGE FL270C Bici Terminiカラーアルマイト品に換装。ペンタクリップ、ヒンジクランププレートも同色のカラーアルマイト品で揃えた。ボトムブラケットはTANGE LN7922に換装。フロントホイールはBici Terminiハブ(シルバー)を使って組み換え。前後マッドフラップはKATOKABAN x Bici Terminiのものに換装。オリジナルから変更したのはこれぐらいで、あとは全部ノーマルまま。

ヘッドライトステーとしてデファクトスタンダードなMINOURA謹製のものを装着。リアリフレクタはCATEYEの丸形のをどこかに取り付けれたら、オリジナルのは取り外してそこにCATEYE用アダプタを付けて、前後ともロードバイクと兼用できるライト装備にしようと目論んでおります。

ハードウェア的にはこんな感じで、基本「ノーマルの良さが十分理解できるまで、この仕様で乗るぞ」という方針です。

ギア比は少し心配な点。「慣れ」でクリアできるのか、対策が必要なのか。とりあえず15kmほど大阪市内を走ってみた感じでは、1+が「ほぼ実用不能」と感じた以外は「まぁ使えるな」と思いました。3−/3+が坂道(登攀)用と思いますが、自分の脚にそれで間に合うかどうか…。走りに行ってみないと分からないですね。平地走行としては2−/2+がぴったり、1−も「まぁ使える」感じでした。

パーツに関しては、安易にサードパーティ品に興味を持たんようにしないとね。粗悪品や価格に見合う価値の無いモノに出会っちゃせっかくのBromptonがもったいない。

と言いつつ、使い勝手の良さを高める対策は進めないと。まずは、フロントバッグのリリースレバーを引く「手綱」を設置しないと。材料は用意してある。付け方も(いちおう)考えてある。思ってる通りにできるかどうか…。やってみないとね。

自分の年齢とかも考えて、人生で自転車を買うのはたぶんこれが最後かな…。大切に乗らないと。で、何にしても Bici Termini あってこその1台。みやっち店長が居てこその1台。ありがとね。

2024年3月11日月曜日

久しぶりに参拝サイクリング

ブログでは去年11月以来ロードバイク絡みの話を書いておりませんが、去年9月下旬からサイクリングを再開し、10月・11月・12月と3ヶ月連続で「月間100kmオーバ」で走っておりました。

まぁ、それだけ回復してきた、ということでもありますが、落ちてしまった体力はそう簡単には戻ってきません。

毎回、20kmとか25kmとか走る程度、時間にして1.5hほど走ってるだけで「脚ダル〜い」「肩ダル〜い」「首しんど〜い」「尻痛ぇ〜」という体たらく。週に1度走る程度で「戻る」のを期待したらあきませんよね。

年明け以降は、1月5日に一度だけ走りましたがそれ以降は2ヶ月ほどご無沙汰し、3月に入ってようやく金山媛神社・金山彦神社に参拝サイクリングしてきました。少し斜度が緩くなったところではギア1枚上げて…なんてことをする気力体力は無く、登り始めから軽ぅ〜いギアを「ゆっくり漕いで」ヘコヘコ・ヨロヨロと登ってました。

急にとんでもなく元気になることはないので、まぁ、ぼちぼち楽しんでサイクリングすることにします。滝畑ダムまで行って帰ってこれるぐらいになったらイイな〜、なんて思いつつ。

2024年3月9日土曜日

空調設備をコントロール

BIOSには贅沢なほどたくさんの機能が備わっていて、古い時代しか知らない年寄りには「???」が消えない設定項目も多いんですが、それはさておき、CPUの温度などによりファン回転数を制御する機能がBIOSには搭載されています。

負荷の高い処理をする予定もあまり無いし、あったとしてもCPU温度が上限値で制限されてて自動的にクロックダウンするなり電圧を落とすなり安全側に倒れてくれるんでしょうから、ファンの動作をおとなしめに設定しておくことにしました。

で、本当ならBIOSでやるのではなく、OS上でfancontrolを使ってやりたかったのですが、BIOS側の自動FAN制御をDisableにする方法が無くて、BIOSでも制御がかかる・OS側からも制御してしまう、で競合して変な具合になってもイヤなので、BIOS側で対応するしかありませんでした。

そういう中でもfancontrolにも使いみちがあって、CPU負荷が高まりCPU温度が高くなってもFANを低回転に保つよう設定することで、「CPUクーラー(ヒートシンク)に熱がちゃんと伝搬してるのか」を確認することができます。

FAN回転が超ユルユルになるので、熱伝導がちゃんとできていればヒートシンクがほんのり温かくなってくるので「CPUクーラーをちゃんとセットアップできてるな」と確認できます。熱電対の温度計でヒートパイプ付け根辺りを測ってみたら40℃ぐらいに上がってたのを確認しました。

fancontrolが使えるようになったのも、前回記事で書いたnct6775ドライバを有効化したおかげで、とりあえず「やっといてよかったな」という感じです。何の値が表示されてるのかよく分からない項目が多くて、lm-sensorsのコンフィグで ignore を指定してみたんですが、残念ながら消えないんですよね…。

ということで、パソコン空調設備の調整も完了、と。

部屋の温度が高まる季節には、微調整が必要になるかもしれませんけどね。

 ★

ファン制御とは全く関係無いですが、今朝BIOSを最新版2.08に更新しました。

ASRock A620M Pro RSを買って真っ先に、当時ASRockウェブ上に掲載されていた2.08betaに更新したんですが、今月初旬にbetaが取れて正式版になったようです。なので、機能的には何も変わらんのですけどね。

BIOSの更新は、やり慣れないとギクっとすることやドキドキすることが多いです。最初の更新はCPUもメモリも使わない「M/Bと電源だけ」でやる方法でしたが、背面LEDでしか状態が分からず思ってた以上に時間がかかってドキドキしまくりでした。「BIOS飛ばしてしまうんちゃうか…」と。

2度めの今回はBIOS中にある更新機能を使ってやりましたが、これも、開始してスグにプツン!とリブートかかりやがって「えーっ!」て声を上げてしまいました。リブートの後にちゃんと更新処理が始まるんですが、そういうモンだとちゃんと理解してやらんと、心臓に悪いっす。


2024年3月3日日曜日

各種センサー値のモニタリング

lm-sensors & Psensorという組み合わせですが、Ubuntu 23.10のデフォルトではファン回転数や各種電圧などが取得できません。

で、どうにかする方法は無いのか…と少し調べてみたところ、ASRock B650M Pro RSという「似たようなモデル名」の製品でnct6775ドライバを使う情報が見つかって、モノは試しで書いてある通りにやってみた結果が左の図の通り。Psensor上にはファン回転数は出てきましたが残念ながら電圧は出てきません。sensorsコマンドでは電圧値も取得できているようです。

当方システムの構成としてはファンはCPUファンとケース背面ファンの2つのみ装着。でfan1とfan2でそれらしき値が取得できていて、どっちがどっちなのかよく分からないんですが(涙)、まぁ、どっちかがそっちなんだろうな、とそんな感じです。(なんやそれ)

電圧値は、おそらくin0がCPUのコア電圧のように思えます。負荷の無い時は0.7V程度、CPU負荷をかけると1.35Vにリニアに上がりますので「コレかな」と思いました。その他のin2〜in14がそれぞれ何の値なのかさっぱり分かりませんw

肝心のCPU温度ですけど、値を見て一喜一憂するのをやめました。stressコマンドで100%のCPU負荷をかけると一気に85℃まで上がります。計測値としては86℃とか87℃も見えることがありますが、まぁそういう値で一定します。で、なぜ一定するか?というと、BIOSで制限されていました。BIOSの設定はデフォルトで「auto」なんですが、これが85℃制限のようです。設定値を75にすると、ほぼきっかりその値でサチります。

ということは、安全マージンを持ってautoに設定され85℃で制限されてるんでしょうから、その温度で稼働しても問題は無いはず。という理解です。事実、85℃で稼働中も、CPUクロックは定格を超える5100MHzを示すことがあります。つまり、サーマルスロットリングなんて起こってない、と。

試しに、Pixel 4a向けのLineageOS 21.0をビルドしてみましたが、ソースのダウンロードも含めトータル3hほど高負荷状態を続けましたが、なぁ〜んも問題ありません。

仕様的な制限値は95℃らしいですし、コア内部が85℃になっても問題無いんでしょう。

と理解することにしました。ということで、「センサー値モニタごっこ」はこれでおしまい。

「念の為」というと変ですが、リテールクーラのまま通年運用する気になれなかったので、サイズの虎徹 Mark3 にリプレースしました。接触面には長年手持ち在庫していた信越のフェイズチェンジシートを使いました。安心安定の長期間性能維持。信越のG751グリスも少量ですが在庫してるんですが、「年イチでグリス塗替え」なんてやってられないので。