2021年8月9日月曜日

Brytonアプリにナンギする

サイコンはBryton Rider410を使ってるのですけど、ちょっと前、サイクリングのログを見ようと思った時に「ぜんぜんログをアップロードしとらんな…」と気づきました。

長らくサイクリングに行ってなくて久しぶりにサイコンを使ったので、「(スマホ)とのペアリングがおかしーなったか…」とか思って少しジタバタしてみたのですが、いっこうに解決しません。

サイコンとスマホが接続したり切れたり…を繰り返しよるし、サイコンのログがスマホ側にまったく転送される気配が無い。

Google Playを確認してもアプリは最新やし…

と思ってよーく見てみると、異様に評価が低くなってるのに気づきました。読んでみるとまさにその通りの問題が起こってて、7月にあったアプリのアップデート後に問題が発生しているのが分かりました。(実際には、7月のアプリアップデートの後にWebView がアップデートされてから問題が生じたような感じ)

それはともかく、なんとかせにゃならん…ということで、数秒間悩んだ結果、「Bryton Active APK」をググって、こちらから最新の1つ手前 2.14.133 を拾ってきてこれに入れ替えました。

この問題、Androidアプリだけで起こってるのかどうか分かりませんが、Google Playのアプリページでは何1つ案内されていませんし、Brytonの公式サイト/サポートページでも言及されていませんし、日本国内代理店ページでも何も情報無し、という極めて寒い状況。

何かの拍子に問題バージョンのスマホアプリ上で軽く警告ダイアログが表示されましたけど、もっとちゃんとした「ユーザへの適切な伝え方」ってのがあるでしょう…。コストをかけずに「それなりにきちんと伝える/対応するやり方」ってのがあるでしょう…

けっこう気に入って使ってるサイコンですが、H/WはともかくもBrytonという銘柄に対する評価は激しくダウンですわな、こういう状態が放置されてるってのは…

だからと言ってすぐ「他のに買い替え」なんていう気は無いですけど、次またBrytonを選ぶかどうかは微妙やね。

【後日追記】
この対策で現状を凌いでいますが、面倒なのがアプリのアップデートで、アップデート対象からBrytonアプリを除外しなきゃならんので「全部アップデート」一発で済まない。Brytonアプリ以外を1つ1つアップデートして…。いつまで、こんなことを続けなあかんのでしょうな…ったく…

【2021/8/17夜頃】
ようやく対策版らしい 2.15.145 がリリースされました。とりあえずUpdateするだけしましたが直ってるのかどうかは未検証。ふぅ…、やれやれ…
しかし、「更新日 2021年7月29日」と表記してリリースするのは、ジョークか何かでしょうか…。「俺たち、問題が発覚してもスグ直したんだよ」と見せかけたいだけ、なんでしょうかね…

【さらに後日追記】
2021/09/29の記事に記載しましたが、スマホアプリを  2.14.133 に戻しました。2.15.145はで全く何も問題解決しておらず、strava.com等3rdパーティサービスにアップロードできないだけじゃなく、そもそも active.brytonsport.comへのアップロードすらできません。RiderからスマホへのBluetooth転送自体ができてないのではないか…と思います。スマホは Google Pixel 4a でシステムも他アプリも常に最新状態を維持。BrytonアプリからはRiderは正常に認識できており、アプリの機能的にはログの転送だけが問題となっています。アプリ側は、キャッシュクリア/ユーザデータクリアは効果無し、再インストールも効果無し、3rdパーティアカウントの再設定や自動転送の無効化→再有効化も効果無し。Google Play Storeのアプリページには多数の問題報告があるにもかかわらず、メーカは完全無視で対処する気が無いようなので、自分にできる自衛措置としては「正しく機能して安心して使えるバージョン」に戻すしか手段がありません。Brytonアプリを自動アップデートの対象から外しておく/誤って手動アップデートしないよう注意する等の少しの手間がありますがやむを得ません。2.14.133の APK は大切に確保しとかんと…

「手動でアップロードすりゃ済む話。大した問題じゃない」

てぐらいのメーカ認識なのかもしれません。

【さらにさらに後日追記】
スマホ(Pixel4a)がAndroid12になったので、極めて希薄な期待をもって最新Brytonアプリ(2.15.145)を今一度試してみましたが、見事に期待を裏切る結果となりました。何も変わらず、まったくアップロードする気配無し。ぜんぜんダメ。てことで、2.14.133に戻して引き続き平和に過ごしたいと思います。

【2022年1月11日追記】
年末12月中旬に2.16.162版がリリースされて改善を期待しましたが、残念な結果でした。そもそも問題視していた「アップロードしない」問題は解消していた(ように思えた)のですが、新たな問題として、①ペアリング済みのデバイス(Rider)を認識しない/認識させるには再度ペアリングし直さないといけない、②アプリの消費電力が非常に大きい、という2つがあって結局「こりゃダメでしょ…」てことで、安定の2.14.133に戻しました。アプリがダメというより、アプリの開発元としてのBrytonがダメすぎです。Google PlayStoreでのアプリ評価に於いても、★3つ以上付けて投稿するとBryton側から何がし反応がありますが、★1つや2つは完全無視。3つ付けてても不備指摘していると「詳細をBrytonサポートのメルアド宛に報告よこせ」と追記されるだけ。アプリをバージョンアップしてもそれまでに報告されている不具合についてどう対応したのか(してないのか)何も記載しないし、「まともにサポートする気は無いんやな」と理解するに充分なお寒い状況です。ということで、サイコン本体のRiderはともかく、コンパニオンアプリ(とその開発元組織)に問題ありすぎなので、Brytonは今回で「さ・よ・な・ら」です。現用中のRider410が壊れたら他のにします。


2021年8月1日日曜日

ハンドル周り、ビフォー・アフター

会社オフィスに出ることなく在宅ワークどっぷりな生活になって1年と4ヶ月ほど。めったにサイクリングに行くこともなく、極限的運動不足な状態に耐えて耐えて耐え忍んで、なんとかボチボチと生きながらえております。

で、久しぶりにロードバイクでサイクリングに行ったら、なぜかしらバーテープがボロボロにw

実際にはその前からハゲかけてきていたんですが、先日の参拝サイクリングでトドメを刺したとゆーか、なんちゅーか、まボロボロになってしまいました。 ということで。

乗る乗らないは別にして(殴)、綺麗にしておきたいのでバーテープを新調しました。

前はSupakazの妙な色のバーテープでしたが、新しいのはFizikのTempo Classic/シルバー。高級なバーテープを使うのは、もうやめたw

ついでに、ハンドル/STIレバーのセッティングの見直しを実施。ハンドルバーは少し前下がりに/ハンドルバーが下がる分だけSTIレバーの位置を上げてやる感じに調整し直しました。

ひ弱なポタリストとは言え下ハンを持つ機会もあって、今まではほぼ上ハンのみを主眼にセットしていたものを、下ハンをもう少し握りやすい位置にしたかったのがセッティング見直しの理由です。

古い型のSTIレバー(7700 DURA-ACE)なので、ハンドルバーへの取り付け位置とブラケットの角度の関係が今風ではなく、STIレバーが上にシャクったような格好にしかならないのが残念ですが、なんとか辛抱できる位置で我慢したセッティングです。

で、この作業をしていて1つ問題が発覚しました。サイコンマウントのハンドルバーへの固定ネジが1つバカになりかけてるのが判明しました。

Bryton純正の片持ちマウントを使っていたのですが、こいつの雌ネジの山がほぼ無くなってしまってやがりました…
問題は2本あるネジの片方だけなんですが、最奥の2山ぐらいで噛んでるぐらい…。取り付け作業時のミスか製品精度の問題だったのか、何にしても「このまま継続使用する」のは危険が危ないと思い、以前使っていたレックマウントのプラ製のゴツイやつに換装しました。

サイコン本体がハンドルバー上面から出るぐらい高い位置になってしまうのですが、マウントの固定が壊れてしまうよりはマシでしょう…。格好より優先すべき事がありますからねぇw

ということで、久しぶりのロードバイクメンテナンスでした。

【閑話休題】
片持ちマウントのバカ穴問題。調べてみたらネジ規格がM3で、それ用のタップを持ってたことに気が付きました。ということで、そ~っと撫でるようにタップでさらえてみたら、引っかかるネジ山が少し増えたような気が…
ボール盤があればもう少しマシな対応もできるんですが…なんて考えたらボール盤が欲しくなってくる…w
⇒ タップでさらう程度では救済できず、ボール盤の登場が望まれます(ウソですw)

【後日追記】
諦めてしまうのもなんとなく悔しくて、手持ち工具と材料でジタバタしてみることにしました。
バカ穴になってしまった方の穴をドリルで貫通してM3タップを通し、手元にあったナベ頭のM3ボルトをオリジナル+5mmほどの長さに仕立てて取り付けてみたところ、とりあえず「これでなんとかなるんじゃね?」程度に復活させることができました。

軽く参拝サイクリングしてみましたが、特に問題もなく無事耐えてくれました。

緊急リリーフで使ったM3ボルトは鉄製で、おそらくこのままでは錆びてしまうので、ステンレスのキャップスクリューに換装する予定です。

白い「bryton」文字のある上側クランプですが、電ドリで貫通した時の感触からは「けっこー柔らかい材料使ぉとんな」という感じでした。値段はいっちょ前ですが、大して良い品物ではないのかもしれません。ほどほどの期待値で、上手く使っていくのが良いのでしょうね。

【さらに後日追記】
予定通り、ステンレスM3キャップスクリューを手当しました。

所望のサイズが無く、長めのを調達して手やすりでシャコシャコして…。まだ少し長めなんですが、手が疲れたのでw「もうこれでエエわ」ということで。

いちおうこれで予定全作業終了。ほどほどに美麗かつそれなりに強固に復活することができました。

おつかれさまでした。