2024年3月9日土曜日

空調設備をコントロール

BIOSには贅沢なほどたくさんの機能が備わっていて、古い時代しか知らない年寄りには「???」が消えない設定項目も多いんですが、それはさておき、CPUの温度などによりファン回転数を制御する機能がBIOSには搭載されています。

負荷の高い処理をする予定もあまり無いし、あったとしてもCPU温度が上限値で制限されてて自動的にクロックダウンするなり電圧を落とすなり安全側に倒れてくれるんでしょうから、ファンの動作をおとなしめに設定しておくことにしました。

で、本当ならBIOSでやるのではなく、OS上でfancontrolを使ってやりたかったのですが、BIOS側の自動FAN制御をDisableにする方法が無くて、BIOSでも制御がかかる・OS側からも制御してしまう、で競合して変な具合になってもイヤなので、BIOS側で対応するしかありませんでした。

そういう中でもfancontrolにも使いみちがあって、CPU負荷が高まりCPU温度が高くなってもFANを低回転に保つよう設定することで、「CPUクーラー(ヒートシンク)に熱がちゃんと伝搬してるのか」を確認することができます。

FAN回転が超ユルユルになるので、熱伝導がちゃんとできていればヒートシンクがほんのり温かくなってくるので「CPUクーラーをちゃんとセットアップできてるな」と確認できます。熱電対の温度計でヒートパイプ付け根辺りを測ってみたら40℃ぐらいに上がってたのを確認しました。

fancontrolが使えるようになったのも、前回記事で書いたnct6775ドライバを有効化したおかげで、とりあえず「やっといてよかったな」という感じです。何の値が表示されてるのかよく分からない項目が多くて、lm-sensorsのコンフィグで ignore を指定してみたんですが、残念ながら消えないんですよね…。

ということで、パソコン空調設備の調整も完了、と。

部屋の温度が高まる季節には、微調整が必要になるかもしれませんけどね。

 ★

ファン制御とは全く関係無いですが、今朝BIOSを最新版2.08に更新しました。

ASRock A620M Pro RSを買って真っ先に、当時ASRockウェブ上に掲載されていた2.08betaに更新したんですが、今月初旬にbetaが取れて正式版になったようです。なので、機能的には何も変わらんのですけどね。

BIOSの更新は、やり慣れないとギクっとすることやドキドキすることが多いです。最初の更新はCPUもメモリも使わない「M/Bと電源だけ」でやる方法でしたが、背面LEDでしか状態が分からず思ってた以上に時間がかかってドキドキしまくりでした。「BIOS飛ばしてしまうんちゃうか…」と。

2度めの今回はBIOS中にある更新機能を使ってやりましたが、これも、開始してスグにプツン!とリブートかかりやがって「えーっ!」て声を上げてしまいました。リブートの後にちゃんと更新処理が始まるんですが、そういうモンだとちゃんと理解してやらんと、心臓に悪いっす。


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