2025年12月17日水曜日

Ubuntu Cinnamon 24.04.3にAMD Radeon Driver v25.30.1を導入する

【後日追記】

この記事で書いている手順でできたパソコン環境をしばらく使っていましたが、どうも何かがおかしい。ブートできずにハングしたり…というようなことがけっこう頻繁に発生。

改めてAMDのドキュメント類をよく見てみると…ROCm関連コンポーネントの導入に関してけっこう色々と書いてあって、「そういうのちゃんとできてへんやんけ」ということがわかりました。よく調べもせずに6.17カーネルにしたりして、そういうのが年寄りのダメなとこ…。

っということで、この記事に書いてあることは「ダメな手順」。

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パソコン環境:
 M/B: ASRock A620Pro RS (BIOS 3.50)
 CPU: AMD Ryzen 5 7600
 Memory: Apacer FL.64GAC.PKRK2 (32GB x 2)
 Storage: Crucial T500 2TB(NVMe) + Crucial P3 Plus 1TB(NVMe)
 OS: Ubuntu Cinnamon 24.04 LTS

という環境の下で AMD Radeon Driver for Ubuntu を導入しておりますが、そのドライバを最新化したその手順です。

まず最初は、現ドライバのアンインストール。

$ amdgpu-uninstall
$ sudo apt purge amdgpu-install
$ sudo apt autoremove ※
$ sudo reboot

もしかしたら※の部分は

sudo apt autoremove amdgpu-dkms dkms

とする必要があるかも。

次にやったのはLinux OEMカーネルの導入。作業時点の最新版 24.04d を導入しました。

$ sudo apt update
$ sudo apt install linux-oem-24.04d
$ sudo reboot

システム起動後に uname -r でカーネルバージョンを確認。(24.04dは 6.17 カーネル)
で、AMDのガイダンス通りに AMD Radeon Driver v25.30.1を導入。(ドライバファイルは事前にダウンロード)

$ sudo apt update
$ sudo apt dist-upgrade
$ cd ~/Downloads
$ sudo apt install ./amdgpu-install_7.1.1.70101-1_all.deb
$ sudo apt update
$ sudo amdgpu-install -y --usecase=graphics,rocm --vulkan=radv --no-dkms
$ sudo usermod -a -G render,video $LOGNAME
$ sudo reboot

以上で完了です。
Radeon Driver v25.30.1の説明としては「Linux-oem-24.04c を導入しろ(=Kernel 6.14)」となっていましたが、「最新でも問題無いでしょ」と根拠の無い判断で24.04dを導入しましたが、特に問題ありませんでした。

で、この作業をした弊害…と言うと変ですが lm_sensors で妙な温度センサーを検知するようになってしまい…。6.17カーネルに標準搭載されたspd5118モジュールがメモリーのSPDが検知している?温度を表示しているようでした。
とりあえず、以下の設定を /etc/sensors.d/nct6775.conf の末尾に書き加えておきました。

bus "i2c-2" "SMBus PIIX4 adapter port 0 at 0b00"
chip "spd5118-i2c-2-51"
    label temp1 "Temp(DIMM#1)"
chip "spd5118-i2c-2-53"
    label temp1 "Temp(DIMM#2)"
”DIMM#1"とか"DIMM#2"とか数字は適当に付けました。どっちがどっちか分からんので。

【後日追記】

日本時間の12/20(土)朝、パソコンを起動するとUbuntuのUpdate通知が来てたので、特に考えることなく[適用]して、必須ではないけど「念の為」にリブート…。したら、Ubuntu Cinnamonロゴが出てるところでハング。

定期的にディスクアクセスランプがチカチカしてるだけで一向に進む気配がない。しかたなく、H/WリセットしてGRUBメニューからrecovery-modeで起動。rootコンソールでいくつかログを見るもさっぱり分からず。何もしないと何も変わらないので「壊れたパッケージの修復」みたいなのを実行して再起動。

通常カーネル(6.17.0.1008-oem)で起動して…、何事もなかったように普通に起動してくれました。なんなんそれ…。今朝のUpdateがOEMカーネルに対して何か問題があるのか、ワタシがスカタンなだけなのか…。

2025年12月15日月曜日

乗る気がしなくて在宅で微メンテを

12月に入ってこの季節らしい寒さになってきました。別に「寒いから走りに行きたくない」ということではなかったのですが、なんとなく家から出る気がしなくて…。この週末は自宅でちょっとした課題対応を行っておりました。

1つめが写真左側の「リアディレイラ・ガード」の設置。見ての通りハブライトホルダーを付けて、テールライトをそこに付けただけ、です。なぜこんなものを付けたかと言うと、少し前のサイクリングの時に、座るのに具合の良い高さの石に立て掛けてたバイクが風に煽られて、ドライブ側を下に倒れてしまいまして…。その時は何も気づくことはなかったんですが、後日のサイクリングでローギアに入れるとすごい異音。1つ落としてもまだ異音。

なんじゃぁ!こりゃぁぁぁっ!

とじっくり見てみたら、なんとディレイラハンガーが歪んでしまっておりましたのですよ。倒れた場所が悪かったのか倒れる勢いが強かったのか…運が悪かったのか。

リアエンドと別体のリプレイサブルなハンガーなら気は楽ですが、クラシカルなリアエンドと一体の「ロードエンド」フレームのため、ハンガーの歪み補正ツールを手当して復旧しましたのです。で、同じことが起こった時に同じ目に遭うのは「愚の骨頂」と思い、リアディレイラ・ガードを設置することにしました。

あまり格好良いものではありませんね。けど、背に腹は変えられず。倒す/倒される/倒れることはそうそう無いとは思いますけど、念には念を…。

2つめは写真右側のサドルバッグ。シートポストのボルトの先端がバッグに擦れてバッグの生地が傷むようでしたので、当たる部分にマジカルカーボンを貼ってガードしておくことにしました。

2025年11月25日火曜日

秋景色を確認しに斑鳩へ

とは言っても「いつものコース」を走ってるだけなんですが、まぁ、楽しみの1つとして、季節それぞれの景色と色合いを愉しみたいなぁ、と思って走っております。ま、いつも独りなんで退屈でねw

山はようやく秋色が増えてきました。気温的には…微妙っすよね。朝晩は季節なりに寒いけど、昼間、陽射しがあるとけっこう暑くて、サイクリング衣装に困る季節でもあります。

以前、走行中に後輪から異音がしてなかなか原因がわからなかったんですが、最近ようやく見つけまして、後輪のスポーク1本がユルユルになっておりました。リムの振れなど確認しつつニップルを締め込んで現場で対処完了(適当すぎ>オレw)。

バイク的には「問題事項は無く、快調そのもの」な状態ですが、前後ホイールの強度が足りない感じが…というと変ですが、下りのコーナーで少しヨレる感じがするんですよねぇ…。バカみたいに攻めたりしませんけど、路面が荒れてる箇所で「なんとな〜く」そういう感じがするんです。ちょっと前に前輪のスポークテンションを少しだけ上げたんですが、後輪も含めもうちょっと上げてみるかな…。


2025年11月13日木曜日

サドルバッグの新調、他

以前にも少し書いてましたが、Rixen&Kaulのアダプタをサドルレールに取り付けてると、サドルの前後移動量が制約されてしまい「あと少しだけ…」という調整ができなくなっていました。

アダプタをヤスリで削って…という涙ぐましい努力をした甲斐もあまり無くて、現状とりあえず「まぁ、だいたいOKか」というポジションになってはいるものの、季節や気温や体調などにより微妙なサドルポジション調整をしたくなる時がたぶん来るはず。

ということで、長らくお世話になったRixen&Kaulをやめて、新しいサドルバッグを調達しました。

7ITA After You Saddle Bag Black というヤツで、これまで使っていたRixen&KaulのMicro40よりはだいぶ大きくCompact(AM813)よりも小さいサイズ。最近ウェア類とかで7ITAのものを多く選んでいるのですが、このバッグもたまたま7ITAのウェブを見て発見したもの。イタリアントリコロールとテールの「お先にどうぞ」が気に入ってポチってしまいました。

バッグのサイズを大きくした狙いとしては、ツールボックスに入れていた輪行袋とサドルバッグに入れていたツール/補修パーツ類を入れ替え、それとジャージのポケットに入れていた装備の一部をサドルバッグに入れたかった、という2点です。

とりあえず目論見通りに装備を入れ替えて、バッグを装着したのが写真の状態。サドル前後位置の調整幅も余裕ができましたので、まぁひと安心ってところです。

サドルバッグを見つけた勢いで、冬用グローブも良さげなものが目に付いたので、こちらも新調しました。

右側のマビックのグローブを長らく使ってきましたが、だいぶヨレてきましたし、何箇所か縫い目がほつれてきていて手で補修したりして延命措置をしてきましたが、「そろそろ寿命か」という状態。踏ん切りをつけることにしました。

パールイズミ流測定で23cm、シマノ流では22cmという手のひらサイズですが、グローブはLサイズを選びました。「従来の7ITAウィンターグローブに比べ、1サイズ相当小さめとなる」と説明されていて少し気になりましたが、Lサイズでジャストでした。


2025年11月11日火曜日

Brytonのリアレーダー…は良いのだけど

Bryton Gardia R300L、去年8月に購入して以来ずっと、SCAPINでもBromptonでもRider420とペアで使ってます。

この組み合わせで使う分には問題は無いんですが、リアレーダの電池残量を見るにはスマホアプリの Bryton Gardia を使う必要があるんですが、このアプリが、なんちゅーか厄介なヤツです。

上述した通り普段使うのはサイコンとペアですのでANT+ で接続していますが、スマホと接続するにはBluetoothで接続する必要があります。何で接続するか?はR300Lが勝手によしなにやってくれるのですが、スマホと接続できるまでけっこう待たされます(近くのGardiaを探してます…な表示が長く続く)。

待った挙句「やっとつながったか」と思いきや、[Start Riding]ボタンが操作できません(アプリが全く反応しない)し電池残量も表示されません。上の画像の右側がこの状態のもの。アプリがハング/フリーズしてるワケではなく、他の操作は普通に行える状態。

この鬱陶しい状態を回避するには、まず先にスマホ側でBluetoothの「ペアリングデバイスの追加」操作をしてR300Lが画面に現れたのを確認してから(ペアリングを完了する必要は無い)Bryton Gardiaアプリを起動します。こうすることで、素早くR300Lと接続し電池残量もすぐ表示され[Start Riding]ボタンもすぐ操作可能になります。

これが仕様ですかね?>Bryton社

スマホのGardiaアプリが必要な場面は少ないのですが、電池残量を見るのにこのような「儀式」が必要とは、ちょいと悲しい限り。Brytonサイコンでリアレーダの電池残量を確認できるようにしていただくのが、いちばんありがたいのですけどねぇ…

【後日追記】

Brytonのこのリアレーダーの気に入ってる点は、リアライトは常時OFFで「後続接近車両を検知した時にライトを点滅する」というところ。道交法上必要とされるテールライト/リフレクターとしてはキャットアイのTL-AU165を装備してるので、R300Lをテールライトとして使わずに済み、電池消耗を抑えることができます。