2020年3月12日木曜日

古いデスクトップPCの延命措置ごっこ

 正しくは延命措置ではなく、省エネ化と申しますか静音化と申しますか、そんな感じのパーツ交換なのであります。

ご覧の通りビデオカードの交換でありまして、時代の超ローエンドなGPUとして著名な nVIDIA GeForce GT710 を搭載した「玄人志向」な製品でございます。


交換前はこのような豪勢な(?)ビデオカードを使用しておりまして、完成品で購入したデスクトップPCに元からセットされていたものでございます。

ご覧の通り豪勢な冷却装置も搭載されており、隣接する拡張スロットも塞いでしまう豪勢さ。

ま、自分には全く無駄で無用な性能なのでありまして、できれば静かに低発熱で過ごしていただきたい、と。そういう方向性での今回のパーツ選択なのでありまして、さくっと交換してさくっとおしまい。

GeForce GTX460はドライバサポートも終了して久しく、「セキュリティ的に問題があるぜ。ドライバ更新しろよ!」なんて世間で言われても、どうしようもありませんでしたが、GT710になってようやく今ドキなドライバ群にアップデートすることができました。

室温20℃の環境で自分的描画負荷をかけた状態でしばらく放置してみましたが、HWMonitorで確認できるGPUチップ温度はほとんど変わることがなく32℃~34℃で推移して、まぁとりあえずはOKかな、という感じです。

昔々、おじーさんが山へ柴刈りに行ってた時代にはデスクトップPCで3Dブリブリな自動車系ゲームで遊んだりしていましたが、今ではそのような負荷も縁遠く、ローエンド製品でも自分には充分な性能を有しておりまして、PCパーツ系もそろそろ「黄昏の時期かな…」という思いを強くしたしだいであります。

【後日追記】
ファンレスの状態をもう少し突っ込んで確認しておく必要があったので、OCCTというツールを使ってGPU負荷をかけ、温度の具合を確認してみました。
負荷をかけた時間は5分程度ですが、結果は、室温20℃強の環境で室温+40℃強まで上昇しました。当然のことながら、上がるのは超急激ですが、下がるのは非常にゆっくりした下がり方になりました。
この季節の室温だから+40℃も許容できますが、夏場だと無謀です。つまり、ここまでの負荷がかかるような使い方をしてはいけません、という事。DVDの再生やフルHDの動画類の再生程度では大した負荷にはならないのは確認済みなので、まぁ、想定した範囲で使ってるぶんには何も問題は無い、ということが確認できました。


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