24.04にする前の環境でビルドしたWarpinatorを使ってたのですが、ふと思い立って最新版(v1.8.6)をビルドしてみることにしました。
基本的には公式ガイド(How to build and install for Linuxの「Ubuntu 20.04, related:」の項)の通りなんですが、やってみると dpkg-buildpackage でエラーになる。画面にあるログを見てもさっぱり分からん。(と言うか、分かろうとか調べようという気持ちがないw ごめんなさい)
なんとなく「grpcio, grpcio-tools をもっと新しいのにしたらイケるんちゃうか…」などと根拠なく思って、試してみたのが Python3 仮想環境を使った対処。
$ cd warpinator
$ python3 -m venv venv
$ . venv/bin/activate
(venv)$ pip3 install grpcio grpcio-tools
の結果、仮想環境に入ったパッケージバージョンは以下の通り。
(venv)$ pip3 freeze grpcio==1.68.0 grpcio-tools==1.68.0 protobuf==5.28.3 setuptools==75.5.0
いずれもUbuntuパッケージからインストールしたものより新しいものがインストールされました。
で、新たな気持ちで
(venv)$ dpkg-buildpackage --no-sign
をやってみると、無事 .deb パッケージができあがりました。ビルドしたものは v1.8.6 で、インストール済みの1.8.3に上書きインストールしました。いちおうちゃんと動作してくれてます。よかった、よかった。
閑話休題。
そもそも「Warpinatorを何の為に使ってるか」というと、スマホ(Pixel 6a)との間のファイル送受信です。USBケーブルを繋いでMTPを有効にして…なんてのが面倒なので、PC/スマホ間のファイル授受はWarpinatorが大活躍です。宅内にはWindowsマシンもあってそれにも同じ目的でWinpinatorを入れてます。
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